腸内のデブ菌を減らし、ヤセ菌を増やして劇的ダイエット

「食事制限をしても痩せない、食べているのに痩せる」この違いが明らかに!

この二つの違いは腸内にいるデブ菌が原因のせいだった!と「世界一受けたい授業」で紹介していました。教えてくれたのはデブ菌の名付け親、東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎先生。

デブ菌とは?

先生の話を要約すると

デブ菌とは大腸にいる「フィルミクテス門」と呼ばれる菌で糖や脂肪をため込む性質がある。この菌が増えると少ない食べ物でも大量のエネルギーを吸収してしまうため太りやすい体質になってしまう。一方で反対の性質をもったヤセ菌もいる。ヤセ菌は脂肪の燃焼させてくれるという。

「腸の中には善玉菌と悪玉菌がおり、そのどちらでもない日和見菌がいる。デブ菌とヤセ菌は日和見菌の仲間。腸内環境の状態が良いと善玉菌が増えヤセ菌も増えるが、逆に腸内環境が悪化して悪玉菌が多くなるとデブ菌も増えてしまう」

自身のデブ菌をチェックしよう

先生が目安となるデブ菌のチェックリストを示してくれました。4コ以上該当するとデブ菌が増えていると考えられる。

  1. 少食なのに太っている
  2. ダイエットをしても成果が出ない
  3. 発酵食品をあまり食べない
  4. 風邪をひきやすい
  5. 肌の調子がわるい
  6. 運動をあまりしない
  7. 大便・オナラがすごく臭い
  8. 便秘がち、あるいは下痢することが多い

デブ菌は簡単な方法で減らすことができる!

太る原因は腸の中のデブ菌なので、デブ菌さえ減らせば痩せやすくなる。大切なのは善玉菌と悪玉菌のバランス。

腸内には200種類、100兆個の細菌がいるといわれ花畑のように細菌が生息していることから「腸内フローラ(花畑)」と呼ばれる。この腸内フローラの状態を良い状態に維持すること、すなわち善玉菌を増やしてやると脂肪を燃焼させるヤセ菌が増えるので痩せやすくなる。逆にデブ菌が多いのにダイエットに取り組んでも痩せないということになる。

2週間 最強 腸リセット術

先生いわく「デブ菌を減らして腸をリセットするには食事が大事」とのこと。デブ菌が好きなのは高脂肪・高カロリーな食べ物。揚げ物とかスナックとはは大好物。反対にヤセ菌が好きなのは食物繊維や低脂肪な食べ物。

藤田先生がデブ菌撃退におすすめとして紹介したのは「酢」。酢ならなんでもいいそうです。そして合わせて取りたいのが「キャベツ」。

先生は酢とキャベツを使った特別なレシピを紹介してくれました。

【作り方】

  • キャベツ1/2個を千切りにし、塩(小さじ2)を加えてもむ
  • お酢(200ml)を加えて軽くもむ
  • 冷蔵庫で半日漬け込む

キャベツがデブ菌の繁殖を抑え、お酢が悪玉菌の繁殖を防ぐ最強コンビなのだとか。これを毎食100g(小皿1杯)を必ず食べる。味噌汁にいれたりハンバーグに玉ねぎの代わりに入れたりしてもよし。そのまま食べてもなかなかイケるそう。

ぐにゃぐにゃスカイツリー体操

合わせて取り入れたいのがぐにゃぐにゃスカイツリー体操。腸を刺激する運動で腸内環境によいのだとか。

【やり方】

  • 立った状態で足を肩幅に開き手を上げ
  • 息を吸いながら腕を頭上に伸ばした状態で交差
  • ポイントは肩甲骨を引き寄せるように手を伸ばすこと
  • その状態で息を吐きながら左に1回、右に1回、前に1回たおす
  • 腸を伸ばすようなイメージでしっかり体を曲げることが重要

これを1分ほどやると腸が活性化する。気がむいた時にやるだけでよいそうです。

元なでしこ、丸山が劇的ダイエットに成功!

この酢キャベツのレシピとぐにゃぐにゃ体操を丸山さんが2週間やってみたところ・・・!!

  • 体重59.5kg→57.4kg
  • ウエスト78.9cm71cm

大好きなスナックだけは控えたそうですが、それ以外はいつもと一緒の生活をしていたのだとか。腸内細菌を計測すると

  • デブ菌13%→8%
  • ヤセ菌39%→64%

という驚きの結果に。痩せやすい体になったというわけです。「大切なのは継続」と最後に先生がクギをさしておられました。

まとめ

  • 腸内環境を良くし善玉菌が増やせばデブ菌が減り、ヤセ菌が増える。
  • デブ菌を減らし、ヤセ菌が増えれば痩せやすい体質になる。
  • キャベツと酢の和え物を毎食100gを取ることでデブ菌を減らせられる。
  • 特別レシピを2週間と体操で丸山さんダイエットを成功した。

【管理人の感想】

これは久々にきたねーって感じ。お手軽ですし効きそうですね。以前キャベツダイエットってのも流行りましたよね。酢が加わって他にも体にいろいろ良さそうですよね。これは是非試したいと思いますネ。