ドアノブはもう怖くない!静電気のビリビリから身を守る方法

  • モノ同士が触れたり擦れたりしたときに発生する静電気。ドアノブなどの金属は電気を通しやすいので体に溜まった電気が一気に流れて鋭い痛みを感じます。冬はドアノブが怖いって人が少なくないのではないでしょうか。この厄介な静電気から身を守る方法を日テレのZIP!で紹介していました。

ドアノブはこう触ろう

『肘で触る』痛みを感じにくい肘でドアノブを触るのはどうなの?レポートした日テレ後呂アナが体を張って実験。けっこうバチっと来たようです。痛みをいくら感じにくいといっても肘の先端部分に一気に電気が流れてしまい痛みは感じるようです。

『腕で触る』面積の大きい腕全体で触ると…ビリっと来たようですが平気な顔の後呂アナ。肘の時と比べると面積が広い分電気が分散し痛みはずいぶん軽かったようです。不自然な動きになってしまいますがドアノブを開けるときは腕から行くほうが安心です。

『ハンカチ越しに触る』なんと全然来ないようです!ハンカチを金属の間に挟むことで手とドアノブの間の電気の流れが分散しビリビリが来ないそうです。なおハンカチを息などで湿らせるとさらに効果的とのこと。

『ドアノブの前に木を触る』木の椅子を触ってから金属を触ると全く来ないようです。後呂アナ感激。木は電気をゆっくり通す性質があるため体にたまった静電気を穏やかに逃がしてくれるとのこと。静電気がなくなっているわけですのでドアノブを触っても平気というわけです。でもドアの近くに木って。あればラッキーということですね。

コーディネートでビリビリ回避

そもそも体に静電気を溜めなければいいわけなのですが、冬は重ね着が不可欠です。重ね着すると静電気がたまるイメージですよね。実は静電気を防ぐキーワードは洋服の素材選びにありました。

後呂アナが同じように重ね着して動き回っても素材次第で溜まる静電気は大違いという計測結果がでました。かたや4900ボルト、かたや100ボルト。この差はいったい?

実は素材によって静電気の帯びやすさに違いがあったのです。

物質にはプラスとマイナスどちらの電気が溜まりやすいかが決まっています。例えば毛皮やナイロンはプラスの電気を帯びやすく、アクリルや塩化ビニルはマイナスの電気を帯びやすい。そしてこのプラスとマイナスの差が大きい組み合わせほど大きな静電気が発生する。つまりアクリルのセーターにナイロンの上着を合わせると大きな静電気を発生させやすいコーディネートと言えるのです。逆にプラスかマイナスのどちらかの素材だけで合わせたコーディネートなら静電気を発生させにくいのです。

静電気体質ってあるの?

男性で58%、女性で71%の人が自分は静電気い体質だと答えたアンケート結果があるようです。本当に静電気体質なんてあるのでしょうか?実は静電気を帯びやすいという体質というものがあるのだそうです。

静電気体質の正体その①『乾燥肌』

水分量が少ない肌は自然放電が上手くできず体内に電気をため込んでしまう傾向がある。つまり乾燥肌の人ほど静電気体質になりやすいと言えそうです。

静電気体質の正体その②『血液』

寒さで血管が縮まると血液中の電気バランスが崩れるそうで、これが静電気の溜まりやすい体質にしてしまうのだとか。血の巡りが悪く肩こり・腰痛・冷え性のある人は静電気体質になりやすいと言ってもいいかも知れません。

まとめ

  • ドアノブが怖い人はハンカチ越しに触るか、先に木のモノに触れてから。
  • コーディネートはプラスかマイナスのどちらかの素材で合わせる。
  • 乾燥肌や血の巡りの悪い人は静電気を帯びやすい。

静電気が苦手な方にとってとても有益な情報でしたね。これからの季節ずぼらな人でもとりあえずハンカチだけは持って出かけましょうね!