テレビ朝日 『相葉マナブ』の出張野菜塾で野菜のプロが玉ねぎを買うときの見るべきポイントを紹介していました。前回に引き続き教えてくれたのは杉本青果店の杉本晃章さん。年商約1億円のカリスマ八百屋の店主さんです。さて杉本さんは玉ねぎのどこを見て選んでいるのか。
<ひね玉ねぎ>
料理の仕方で使い分ける2タイプ
玉ねぎもこの時期2タイプが出回っている。去年の春に種をまき秋に収穫したいわゆる「ひね物」と秋まきの春どりの「新玉ねぎ」。これから新玉ねぎがいっぱいでてくる時期。そしてこれらは料理によって使い道が完全に分かれている。
- 煮込む料理はひね物
- 生、もしくは炒める場合は新玉ねぎ
<新たまねぎ>
野菜のプロはここを見ている
カリスマは玉ねぎのどこを見てチェックしているのか。玉ねぎはひね物も新たまも選ぶ時のポイントは一緒。
「頭を押して硬い物がいい玉ねぎ。柔らかいものは中の葉っぱが痛んでいる。」
頭のとがったところのすぐ周辺を親指で押さえて柔らかいようではダメとのこと。新玉ねぎも同じで柔らかければダメ。これからトウ立ちが始まる。とがった先端が開きかかっているのはダメで、くるっと巻いているのは全部大丈夫。
この時期だけの絶品料理「新たまねぎ丼」
今回カリスマが教えてくれるレシピは新玉ねぎ丼。なんと生の玉ねぎをそのままごはんの上に乗せるという丼物でポイントはスライスした玉ねぎを絶対に水にさらさないことなんだとか。
【用意するもの】
- 新玉ねぎ
- 白いご飯
- 卵黄
- しょう油、かつお節
まずは白いご飯の上にかつお節をのせる。次にスライスした新玉ねぎを乗せる。これは味付けも何もしていないただのスライスした玉ねぎ。その上に卵黄をのせて醤油をかけたら完成。
こんなに簡単でしかも生玉ねぎ。リポートした相葉さんも渡部さんも食べてびっくり「甘くておいしい!」のコメント。杉本さんいわく「これは辛いひねの玉ねぎではやってはダメ。後で胸がやけちゃうから。この新たまねぎ丼はこれからの2ヶ月くらいしか味わえない。」ということです。
まとめ
- 玉ねぎはひね物と新玉ねぎの2タイプある。
- ひねと新は料理によって使い分ける。
- 頭を押して硬いモノがいい玉ねぎ。
- 3~4月のこの時期だけ味わえる「新たまねぎ丼」がおすすめ。
【管理人の感想】
たまねぎ大好きの管理人ですが、新たまねぎとひね物も区別付かないような食材音痴でしたのでとっても勉強になりました。「新たまねぎ丼」是非やってみたいですね。