オクラは調理法を間違えると栄養を大損する

大ヒット料理本『その調理、9割の栄養捨ててます』を監修した東京慈恵会医科大学付属医院の管理栄養士 濱 裕宣先生が「ヒルナンデス」で栄養面からみた調理のノウハウを教えてくれていました。

多くの人がオクラのビタミンCを4割も無駄にしている

オクラを調理するとき、あることをしてしまいがち。先生によるとそのせいでビタミンCを4割も無駄にしてしまっているという。さて、何をしてはいけないのか。

茹でてはいけない

答えは下茹ですること。ビタミンCはとても水に溶けやすく茹でると流れ出てしまう。そして

茹ですぎるとネバネバ成分も流れ出てしまい、これは大損。

オクラは生で食べられる

「板ずり」という下ごしらえの方法がある。まな板の上で塩を多めにふり、手のひらで転がす。強くやりすぎて潰れてしまわないように注意し、ズリズリと板の上で手の平を使って3本ほどまとめて転がす。そうすると茹でたように柔らかくなり、緑色も濃くなってくる。そうしたらゆすいで生で食べられる。刻んで「オクラの醤油おかか和え」でおいしくいただける。

おいしいオクラの選び方

ヘタの周りが黒ずんでいるものと白いものがある。選ぶのは白い方。白いものは若いオクラなので生でおいしく食べられる。