あなたは日焼け止めをどのタイミングで塗っていますか?外出直前?30分くらい前?どっちが効果的なのかくりぃむしちゅーのハナタカ優越館でやっていました。
解説してくれたのは銀座よしえクリニック、廣瀬 嘉恵理事長。
「日焼け止めは家を出る30分くらい前に塗ったほうがいい」
実は日焼け止めを塗った直後は肌に浸透せず効果を充分に発揮できない。なので前もって塗ったほうがよいのだとか。
さて、番組では言及していませんでしたが、ここで日焼け止めの性能表示のおさらいをしておきましょう。
日焼け止めには効果の度合いを表す数値が記載されています。「SPF30 PA+++」とかの表示です。どちらも紫外線に対する防御効果の数値ではありますが用途に合わせるため覚えておきましょう。
「SPF」………(Sun Protection Factor)の略でUB_B派から守る性能表示です。B派はシミ・ソバカス、皮膚がんの原因になると言われています。その後に続く数値で効果時間を示しています。SPF1あたり20分間の効果とされ、SPF30であれば20分×30=600分。つまり10時間くらい効果があるとされているわけです。ちょこっとお出かけくらいならSPF20くらいでも充分と言われます。
「PA」……(Protection Grade of UVA)の略でシワやたるみの原因となるUV_A派を防ぐ効果の強さを示しています。「+」~「++++」までPAに続く「+」の数で強さを示し多いほど強力です。
現在販売されている中では「SPF50、PA++++」が最強のもののようです。
強いものを朝1回塗っておけば安心というわけではなく、摩擦や汗で取れてしまうこともあります。肌の弱い方は特に弱いものをこまめに塗りなおすのも手です。
というわけで、街中で日焼け止めを塗っていることを見かけても、塗りなおししているだけかもしれないのでハナタカに余計なことは言わない方が無難かもですね。