女性の永遠のテーマ『美肌』。
これから夏に向けて紫外線が増える時期。あなたのスキンケア間違っていませんか？
日テレの「スッキリ！」で美肌を維持するための秘訣を最新の医学的根拠をもとに専門医が解説していました。教えてくれたのは日本皮膚科学会の肌の専門医：銀座 ケイスキンケアクリニックの慶田朋子院長。街ゆくの人の肌ケアが正しいかどうかチェックしていました。
そもそもスキンケアとは？
先生いわくスキンケアの柱は次の3つ。
- 汚れを落とす・洗う
- 潤す・保湿
- 紫外線など太陽光をカット
洗顔・保湿・紫外線対策をしっかり行うことが美肌への近道。科学的根拠にのっとって意味のあることをするのが大事。
洗顔：朝は水で洗うだけ（洗顔料を使わない）は正解？
どのようにやっているか、街の人の声は「朝は水で洗うだけ」の意見も少なくない。油分を落としてしまうのでという理由から。
しかし、正解は×
寝ていても汗をかくので皮脂汚れは溜まる。さらに前の晩に塗った化粧油類が酸化して汚れとなる。汚れは角質層のスキマを生みそこから水分が失われてしまう。つまり朝も洗顔料をつかって汚れを落とす。街の声にあったように洗いすぎると必要な油分まで落としてしまうので洗いすぎはダメ。泡立てる時間を除いて20秒～30秒くらい顔に馴染ませ洗い流すのがよい。
「お湯を使わず”冷たい水”で顔を洗う」は正解？
寒い冬でも我慢して冷たい水で洗顔している人もいるようですが
答えは×
先生によると逆に熱いお湯で顔を洗うのもＮＧ。温度が高すぎると脱脂力が高まってしまい脂が抜けすぎて乾燥してしまう。「適温は30～36℃。人肌よりも少しぬるめが良い」。
冷たすぎる温度で顔を洗うと、肌が冷えることで乾燥しやすくなることが最近分かってきている。
クレンジングの時に一緒にマッサージをするのは正解？
答えは×
クレンジング剤は化粧油類を落とすためのもの。その時にこすりすぎてしまうと肌の大事なうるおい成分も失われてしまう。クレンジング剤は肌につけて1分以内にぬるま湯で落とすのがよい。マッサージは乳液やオイルなど基礎化粧品で行おう。
「化粧水を手作りしている」は良い？
答えは×
ナチュラル・天然素材・手作りのものが良いと思っている人も多いが化粧品については大きな間違い。天然の成分はかぶれるリスクが高い。キュウリパックのように直接肌に乗せるのもＮＧ。
化粧水は手の平で「たたく？」or「押し込む？」
パタパタたたき込む人も多いが、押し込むのが正解。化粧水はたたき込まなくても肌に入る。化粧品の力を信じて優しくなじませれば充分。たたいたり、こすったりするのは肌の刺激になるのでＮＧ。
正しい化粧水のつけ方は「手のひらで化粧水を温め手全体でプレスするように押し込む」。
巷では間違いだらけの紫外線対策
肌老化の8割は紫外線をはじめとする太陽の光によるもの。肌の老化を防ぐためには光対策・紫外線対策が大切。
しかし街の声は
- 4月頃から日焼け止めを使っている。（通年では使っていない）
- 日焼け止めは肌に悪い気がする。
紫外線は1年中、日の出から日の入りまで降り注いでいる。なので1年中塗った方がいい。紫外線のうちシワの元とされるＵＶ-Ａ派は1年を通じて一定量降り注いでいる。美肌のためには1年中日焼け止めを塗ることが大切。
- 日焼け止めを塗ると肌が乾燥する気がする。
- 肌荒れの原因になっている。
何かを塗って炎症をおこすのは肌の老化につながるので良くない。しかし荒れるから日焼け止めを塗らないのではなく「肌に合うものを探して塗る」のが正解。昔より紫外線吸収剤や散乱剤が良くなってきているのできっと合うものが見つかるハズ。乾燥が気になる方はしっかり保湿をした後日焼け止めを塗るのがよい。
まとめ
- 朝は洗顔料を使いぬるま湯で短時間で顔を洗う。
- マッサージは洗顔時ではなく美容液を塗る時に。
- 手作り化粧水はやめるべき。
- 化粧水は手のひらで”押し込む”
- 日焼け止めは肌に合ったものを探し通年で使うべき。
【管理人の感想】
○×のＱ＆Ａ方式で放送してましたが全部×でしたね。しかし女性は大変ですね。しかし外で働く機会の多そうな男性こそこれからは紫外線対策くらいしたほうがよさそうですね。
