家事代行サービスが魅せたお掃除術プロの技

  1. 関西テレビ「有吉弘行のダレトク!?」でお掃除のプロである家事代行サービスのプロのお掃除術を紹介していました。数々のテクニックを見せてくれたのは業界最安値クラス2400円(1時間)という「DMM Okan」から指名No.1の「ようこ」さん。そして業界最高値クラス6500円(ロイヤルプラン:1時間)というベアーズからは「川津尚美」さん。

まずはDMMM Okanのようこさんが大掃除したのはモノまねタレントの松村氏の部屋。

コンロの掃除

永年掃除をしていないというコンロは油と焦げ付きがべったり。ここでさっそくOkan流テクニック。使うのは重曹よりも洗浄力が高いというアルカリ性洗剤。まずはゴミ袋を2枚重ねして取り外したコンロのゴトク・カバーをまとめて中に入れる。そこにお湯とアルカリ性洗剤を入れ浸けおき洗い。こうしておくと油が浮いてはがれやすくなるのだとか。取り外しのできない場所は霧吹きで吹きかけ蒸発しないようにラップをかけておき時間が経ったらぬぐいとる。

電子レンジの内側の掃除

浸け置きを待っている間に電子レンジの内側の掃除。年季の入った汚れを落とすにはアルカリ洗剤を染み込ませたタオルで。ただ拭くのではなく濡れたタオルをこのままレンジでチン!洗剤を含んだ水蒸気が汚れをふやかし簡単に汚れが落とせる。

魚用のグリルの掃除

続いては油ギトギトの魚用のグリル。ここでつかうのはなんと片栗粉。片栗粉を水で溶きグリルプレートに流し込む。そして片栗粉液の入ったままのグリルプレートをコンロに戻し火で温め、溶けた片栗粉が固まるまで放置。これがゼリー状になってトゥルンっと汚れも一緒に取れるそう。あとは軽くながすだけでピッカピカに!

寝室の掃除

寝室の掃除でようこさんが魅せた次のテクニックはストッキングを使ったお掃除テクニック。掃除機のヘッドを外しノズルの先にストッキングをかぶせるようこさん。この状態で布団に掃除機をかけるそう。こうすることでダニなどが吸い取れるそう。実際に生きたダニが捕獲されていました。

続いてのテクニックは業界最大手ベアーズのその中でもNo.1のスペシャリストの川津尚美さん。ホテルなみのベッドメイキングからお料理の作り置きまできめ細やかなサービスまで受けられるという。そんな川津さんがお掃除したのは16年間大掃除していないという作家の岩井志麻子さんのお宅。16年間一度も拭いていない床、16年間一度も・・・なエアコン、・・・なキッチンの炭状のコンロ・・・中々厳しい映像が続きます。浴槽はカルキ汚れがびっしりで黒カビもギッシリです。

お風呂の掃除

川津さんが取り掛かったのはまずお風呂。

カビがひどいところにスポンジでカビ取り剤を塗っていきラップをかける。浸け置きしている間に取り掛かったのは16年分の皮脂とカルキにまみれた蛇口の掃除。使ったのはストッキング。スポンジで表面をこすったあと濡れ雑巾で汚れを落とし乾いた雑巾で拭く。そして取り出したのが秘密兵器のストッキング。ストッキングを半分におり片側を縛ると、三つ編みにしてストッキング雑巾を作る。両端を持ってこすり磨きすることでボルトのつなぎ目やパイプの裏側などタオルよりも細かいところに入りピッカピカに磨けるとのことです。浸け置きしていたカビ取り剤はその後歯ブラシを使って擦ることで信じられないくらいキレイになっていました。

浴槽のカルキ汚れについては「落ちるって信じて擦れば落ちるんです」とクリーナーをつけたスポンジで丹念にこすっていく川津さん。テクニックだけではなく根性いれてお掃除する姿も見せてくれていました。

シンクの磨き方

つづいて教えてくれたのはシンクの磨き方。シンクはゴシゴシいろんな方向に磨くのはダメだなのだとか。川津さんいわくシンクにはヘアラインっていう目があり、目には見えづらいが一定の方向の線に沿って磨かないと傷が付いてしまうのだとか。傷をつけないようにヘアラインに沿って磨くとキレイが保てるが、傷がつくと汚れる間隔が短くなり掃除に取られる時間が増えてしまうとのこと。

ただしい窓ふきの仕方

次は窓ふき。最初から洗剤をかけたり水で拭いてしまったりするのは実は間違い。ホコリが水に濡れると取るのが大変になってしまう。正しいやり方は乾いた雑巾で表面の汚れを落とし、水ぶきで汚れを吸着。汚れを広げないよう一定方向に拭き、最後にもう一度からぶき。

針金ハンガーとストッキングでハンディワイパー

続いては部屋のホコリ汚れ。川津さんが出したのはよくある針金のハンガー。このハンガーをまげてストッキングをかぶせハンディワイパーを作って見せました。「すきなように曲げられるので掃除しやすい形に変えられる」「ストッキングは化学繊維なので静電気でホコリを集めやすい」のだとか。その後床掃除も洗剤用、水拭き用、乾拭き用と雑巾を使い分け黙々と作業をこなす川津さん。最後に家具類のレイアウトを調えて完了。

川津さんは他にも料理の作り置きを6品も行っていました。

まとめ

  • キッチンの油汚れ・焦げ付き汚れは浸け置き洗い
  • 浸け置きできない汚れは洗剤を塗ってラップをかけて放置してから
  • グリルの掃除は水溶き片栗粉で
  • ストッキングは掃除機にも雑巾にもなる
  • お風呂のカビはカビ取り剤を塗った後ラップをかけて放置してから
  • キッチンのシンクみがきはヘアラインに沿って
  • 窓ふきは乾拭きを先にしてから

今回のお掃除テクニックは盛沢山でしたね。しかし家事代行サービスの仕事内容ってすさまじく大変なんですね。テキパキと片付けてしまうようこさんと川津さんカッコよかったです。ますます人気が出てしまいますね!