日本の雪だるまは外国の雪だるまと違う!

寒い国から日本に来た外国人の多くが日本の冬のある光景をみていささか違和感を覚えるようです。それは雪だるまの形。

いったいどういう事なのか「この差って何ですか?」でやっていました。

外国の雪だるまは3段

番組ではフィンランド出身の方に雪だるまを作ってもらっていました。日本の一般的な雪だるまは2段ですが、フンランドのは3段です。

では他の国はどうなのか。カナダも3段、スイスも3段、オーストラリアも3段。そしてアナと雪の女王に出てきたオラフも3段の雪だるまでしたね。実は海外の雪だるまはほとんどが3段なのだそうです。

日本の雪だるまは何故2段?

番組では雪だるまの専門家を探したところ・・・・それらしい人が見つからず。そこでスタッフがだるま繋がりでネットで見つけた全日本だるま研究会の会長:中村浩訳さんに伺ったところ「だるまというのは達磨大師という偉いお坊さんが座禅を組んだ姿をモデルにして江戸時代に生まれた人形。そのだるまを雪で作ったものが雪だるま。」つまり雪だるまのモデルは「だるま」というわけです。その証拠に江戸時代後期の絵にはだるまそっくりの雪だるまが描かれています。その後作りやすさから2段になっていったようです。

外国の雪だるまのモデルは人

いっぽう外国の雪だるまは3段。欧米の雪だるまは「スノーマン」と呼ばれていてその名の通り人間がモデル。人間がモデルだから頭・上半身・下半身で3段なのだとか。さらに海外の雪だるまはもともと雪像として作られていたのでもっと人に近い形をしていたようです。

まとめ

  • 日本の雪だるまはダルマがモデルで2段
  • 海外の雪だるまはスノーマン=人間がモデルで3段

管理人的にもっと簡単にいうと、外国の雪だるまは立った人間、日本の雪だるまは座禅を組んだ、つまり座った人間がモデルってことですね。なるほどって感じですが個人的には日本の雪だるまのほうが可愛くて好きかなー!