余ったローストチキンのリメイク料理

日テレの「得する人損する人」で冬に余りがちな食材を上手に活用するテクニックを紹介していました。この回の放送分を複数記事に分けてご紹介します。今回はローストチキンです。

本格イタリアンディナーにリメイク

まずは残り物のチキン。お店で食べれば2000円!という本格イタリアンディナーへのリメイク。この料理を教えてくれたのはイタリアンの鬼才、小林幸司さん。一度作った料理は2度と作らないという頑固一徹なシェフでも知られるお方。小林シェフはチキンをスフォルマートにするという。スフォルマートとは、一旦壊しもう一度作り直すことらしい。わかりやすく言うとイタリアン風の茶わん蒸しなのだそう。

だしスープ

ポイントは茶わん蒸しと同じく溶き卵に混ぜるだしスープ。通常はだしスープを取るため鶏肉と野菜を一度焼いて香ばしさを引き出すがローストチキンはすでに焼いてあるからそのままで香ばしい香りのするコクのあるスープになる。

そのため

  • ローストチキンをそのままニンジン・タマネギらと煮込んでいく。
  • 残った骨も煮込み豚骨スープのような濃厚さが加わっただしスープにする。
  • 15分だしスープを煮込み濾したらスープの出来上がり。

具材

  • 具材はオリーブオイル(大さじ3杯)をまぶしたローストチキン(1本)
  • 付け合わせはミニトマト・チーズ・いんげん
  • イタリアンにするためのパスタをゆでる。

「パスタ100gのゆで方は1Lの水に10gの塩なんていうがそれは嘘。たっぷりのお湯に塩が入っているなとわかるくらいの塩味にするのが正解で自分の味になる」のだとか。

  • 具材の仕上げは、身をほぐしたローストチキンと溶き卵。
  • さらにトマト、チーズ、パスタをなどを混ぜ合わせてだしスープを投入。

蒸す

  • これらをココットに移し約10分蒸し上げる。
  • 最後に残っただしスープにとろみをつけた熱々のあんとオリーブオイルをかけて出来上がり。

リポートしていた羽鳥アナが「おいしいです」「このために用意したローストチキンみたいです」と感想を述べていました。ローストチキンが余るってクリスマスの後くらいしかないと思いますが、実際時間が経って冷めたものはおいしくないし、こんなリメイクができたらいいですね。