ふだん捨ててしまうポイ捨て食材から本格ディナーが作れるとして、「ジャガイモの皮+○○で酢豚の食感に!」という料理小技を日テレ「得する人損する人」で紹介していました。
技を披露してくれたのは普段捨てちゃう食材で絶品料理を作る「ステナイおばさん」ことお笑い芸人ボルサリーノの関 好江さん。
普段ポイ捨てするジャガイモの皮は重ね焼きすると肉の食感になって酢豚っぽい料理になる
のだそうです。
材料
ジャガイモの皮
- ブロッコリーの茎
- シイタケの軸
- ニンジンの皮
- ピーマンのヘタ
すべてポイ食材なので材料費はほぼゼロ円。これで本当に酢豚っぽくなるのか?
下準備
①ジャガイモの皮に下味をつける。
ボールにしょうゆ(おおさじ2)、おろししょうが(こさじ1)を合わせジャガイモの皮を5分くらいつけておく。
②5分後下味のついたジャガイモの皮を2~3枚重ねて水溶き片栗粉に浸ける。
この水溶き片栗粉がのちのち効いてくる!
③さらに表面に(粉のままの)片栗粉をまぶし、ギュッと押さえて固める。
④次はブロッコリーの茎を乱切りする。
茎は薄めに皮をむいたほうが食感がよくなる。この乱切りブロッコリーの芯がタケノコ(の食感)になるのだとか!
⑤のこりの食材(ニンジンの皮、ピーマンのヘタ、シイタケの軸)を2~3㎝片にザク切り。
これらの食材にもビタミンCやβカロテンがしっかり含まれているのでこの時期うれしい風邪予防に効果的。
調理
①最初の”ジャガイモ皮の片栗粉まぶし”をフライパンにひいた多めの油で揚げるように焼く。
②(普通に)油をひいたフライパンでその他の野菜を炒める。
③通常の酢豚の調味料(水80ml・ケチャップ大さじ2・酢・おおさじ1と1/2・砂糖おおさじ1・しょうゆおおさじ2)で味付け。
ここでとろみを付けるために投入したのが最初ジャガイモの皮に使った水溶き片栗粉。これもすてない。ステナイおばさんの真骨頂。
④最後にジャガイモの皮で作った”お肉っぽい物”を入れひと混ぜしたら完成。
坂上 忍氏もスタジオも絶賛
「料理の概念がなんだかわかんなくなってきた」という呆れ顔の坂上氏でしたが、一口食べて絶賛!「おいしいなぁ!お肉ですよ!」。一緒に食べた子役の子供たちも同様。スタジオの演者たちも口々に「なんで?」「酢豚そのまま」「まったくわからない」など口々に絶賛されてました。MCのフット後藤氏は「いままで食べてきた酢豚の中にジャガイモの皮2~3回あったかも知れん!」と笑いを取っていました。
ジャガイモの皮が酢豚になる訳
ジャガイモのでんぷんは、水分と熱を加えると粘りが出る性質がある。このジャガイモの皮の間に同じでんぷんを含む水溶き片栗粉挟み込むことでミルフィーユ状になったでんぷんが過熱することで酢豚のようなもちもち食感になるのだとか。さらに片栗粉をまぶして素揚げしたことにより表面がカリッとした食感も生み出した。
ブロッコリーの芯も過熱することで硬さがタケノコに近づき、アクを抜き苦味やえぐみも減っていることで見事にタケノコを再現しているようです。「歯がタケノコに入っていく感じがしっかり表現できている」とスタジオでも高評価を得ていました。
まとめ
- ジャガイモの皮は水溶き片栗粉で肉のような食感が再現できる。
- ブロッコリーの芯も熱を加えるとタケノコのような食感が再現できる。
いかがでしたでしょうか。管理人としてはこれだけの食材の余りを用意することのほうが少し大変なのかな~と思ってしまうのですが…。料理をよくする方であれば、余った食材を短期間保管することでこれらの食材も準備できるのでしょうか?是非おためしあれ!