日テレの「得する人損する人」でスーパーで買った1本100円程度の安いサツマイモで、電子レンジでチンしただけでホクホクしっとりの甘い焼き芋ができてしまうという得ワザを紹介していました。
ホクホク焼き芋の作り方
普通、電子レンジで焼くと水分が飛んで中もパサパサになりがち。しかし次の手順で作ったものなら甘くてホクホクになるという。
- バター5gとしょうゆ(小さじ2)を小皿に入れ電子レンジで30秒加熱。
- クッキングシートでピッタリとおおい端をキャンディーのように包む。
- もう片方の端から1のバターしょうゆを流し込み、こっち側も包む。
- 皿にのせ全体をラップしてから500Wで2分加熱。
2分後、電子レンジから取り出さずにそのまま
- 解答モードで20分加熱。
つまり通常モードで加熱してから解凍モードで加熱する。この2段階がおいしくなるポイント。
なぜ電子レンジの解凍モード?
教えてくれたのは女子栄養大学専任講師 浅尾貴子さん。
「加熱によりサツマイモのβ-アミラーゼが麦芽糖を生成しサツマイモが甘くなる」
甘さの元である麦芽糖が最も作られるのはサツマイモの中心が約65℃~75℃の時。この温度をより長く保つことでより甘くなる。最初の通常モードでサツマイモを一気に加熱し50℃にする。その後200Wの解凍モードで20分間ゆっくり加熱。サツマイモがもっとも甘くなる温度帯をキープすることで甘い焼き芋がつくれるというわけ。
しかも低温のためサツマイモの水分が飛びにくくホクホクの焼き芋ができる。さらにバター醤油をひと手間加えたことでおいしさもアップする。バター醤油はお好みで。なしでもおいしく焼き芋がつくれるそう。
まとめ
- 安いサツマイモでも電子レンジで500Wで2分、解凍モードで20分の加熱で甘くなる。
- サツマイモは65℃~75℃の温度をキープすると甘くなる。
- バターしょうゆを加えると香ばしさと風味がさらにアップする。
サツマイモの甘さは温度の加減だったのですね。今回も誰にもできそうな調理方法で試してみたくなりますね!