「森や山に入ってすがすがしい木々の香りをかぐと疲れがとれた気になる」
ってことありませんか?
植物の葉の香りで疲れがとれるのは気分的なもの?根拠がある本当のこと?ってことについて「ハナタカ優越館」でやっていました。
教えてくれたのは東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身先生です。先生の話を要約すると以下の通り。
- 葉っぱの香り、科学的には『緑林の香り』というが、これは人と動物の実験で科学的に抗疲労効果が認められているニオイ。
- 「緑林の香りが嗅細胞から脳神経細胞を活性化して機能を高め、結果としてストレスによる疲労を抑える。
- 即効性が高いので眠る前や残業で疲れを感じそうな時にも効果的。
- 葉っぱをクシャクシャにして嗅いでも効果を得られることがある。
なんだそうです。番組では「人によっては効果が違うかもしれませんが気になる方は参考にしてみては?」とまとめていました。
【管理人の感想】
これってつまり「フィトンチッド」の事なのかなと思ってみていましたが、放送後ググッてみたら違っていました。臭いの元は「青葉アルコール」と「青葉アルデヒド」を主成分とした8種類の化合物の複合の香りなのだそうです。芝を刈った時、お茶の葉の缶を開けた時の香りもその仲間だそうですよ。ちなみにフィトンチッドは消臭・殺菌の効果がある成分のようで疲労回復には関係なさそうです。