フローリングのへこみキズはアイロンと水でほぼ元通り

小さなお子様がいるご家庭ではフローリングの床に子供が何か落としたへこみ傷がってことよくあります。それも家族で暮らした思い出・味として受け入れられる方は別として、できれば戻したいという事ありますよね。日テレの得する人損する人で家事えもんがそんな床のへこみ傷を復活させる修繕技を披露していました。

水をかけて5分放置する

家事えもんが披露した手順は次の通り。濡らしたへこみの上に、さらに濡らしたタオルをかぶせる。そこに低温のアイロンをあてる。変化がない場合は少しずつ温度を上げる。するとへこんでいたはずの床がほとんど分からないくらい元にもどっている。

なぜ水とアイロンで元に戻るのか

家事えもんによると「水を含ませて温めることで、その部分が膨張してへこみが戻ってくる」らしい。実は木の細部は網目状の構造になっていて、そこにモノが落ちると網の目状の細胞の隙間がつぶれへこんでしまう。そこへ水が染み込みアイロンの熱で蒸気になることでつぶれた隙間が押し広げられもとに戻るということ

この技が使える床材、使えない床材

ただしこの技が使えるのは天然の木材を床や柱に製材した無垢材のみ。

  • シートフローリング
  • 合成フローリング
  • クッションフロア

これらの床では使えない技ですのでお間違えの無いように。また木の種類によってへこみが元に戻る水の量やアイロンの温度設定が異なるので、床の目立たない場所で水をすこしずつかけ低温から温度を徐々に上げていき効果があることを確認してから行いましょうとのこと。