スペアリブが簡単に、しかもとってもおいしく作れる方法を日テレの「得する人損する人」で紹介していました。この技を教えてくれたのはDAIGOがボーカルをつとめるバンドBREAKERZのギタリストで得損ヒーローズNo.19 得弁ライダーこと井上慎平氏。調理師免許や食生活アドバイザーの資格を持つ。特に凝っているのがお弁当作りという。今回の放送ではスペアリブ、オムレツ、温野菜、そしてパスタまで作って見せてくれました。
ポリ袋ですべて作っちゃう
今回紹介するのはスペアリブの作り方。すべてポリ袋で調理するという。ポリ袋ですべて調理するので洗い物がほとんど出ない!材料をすべて袋にいれたらほっとくだけなのでホントに簡単なんだとか。
スペアリブの材料を用意
材料は以下を準備。
- スペアリブ(豚)100g約130円程度の安いものでOK
- しょうゆ(おおさじ1)
- ハチミツ(おおさじ1)
- オイスターソース(おおさじ2)
- マイタケ
用意するのはポリ袋。ただし注意したいのが耐熱性のものを使うこと。最後にお湯に入れるので120℃以上と書かれたものや、高密度ポリエチレンの表示のモノをつかこと。スーパーの無料でくれるものは耐熱性が不明なので使わないこと。
調理方法
- ポリ袋に材料をいれる
- マイタケで肉をさらに柔らかく
- 空気を抜いてポリ袋に封をする
- 袋ごと15分ゆでる
ポイントはマイタケをいれること。マイタケをいれるのは厚みのあるスペアリブを柔らかくするため。ポリ袋を使って調理するだけでも柔らかくなるのだが「マイタケはその酵素によりタンパク質を分解する力が強いためお肉をさらに柔らかくしてくれる」。手で適当に引き裂いたマイタケを袋に入れてやるだけ。マイタケはあまり味がしないので素材の味をじゃましない。
肉と調味料をポリ袋に入れたら良くなじませなる。そしてなるべく空気を抜いてポリ袋の口を堅くしばる。ここまでできたら袋のまま沸騰したお湯の中に入れて15分ほったらかすだけ。
ポリ袋調理のメリット
- 材料を準備したらお湯にいれてほかっておくだけなので待つ間に他の事ができる。
- 出来上がって粗熱を取れば、袋のまま冷蔵庫に保管できる。
- 密封してあるので空気に触れないため保存に適している。作り置きおかずに便利!
ポイントは真空
こういう調理方法を「真空調理」という。しばる際に空気を抜くことが本格的な味になる秘密。フランス料理でプロが肉を柔らかくする手法として使っているのだとか。密閉されているので素材のうまみも失わない。
湯煎でじっくり加熱することでフライパンよりも低温で作ることができる。フライパン調理は300℃程度まで高温になるそうで高温で調理するとタンパク質が変化し肉は硬くなる。しかし100℃以下のお湯でゆっくり加熱すれば肉はしっとり柔らかく仕上がる。しかも空気を抜くことで熱が直に伝わりムラなく仕上がる。湯加減は小さな気泡がぷつぷつ出るくらいの湯加減で。ぐらぐら沸騰した中では肉が硬くなってしまう可能性アリ。
いかかでしたか?これなら一人暮らしの男性でも簡単においしいスペアリブができそうですね。彼女を招いてふるまってみたら見直されちゃうかもですね!