秋はインフルエンザ患者が増加してくる季節。そのため正しい予防方法を知っておくことが大切です。手洗い・うがい・マスクの着用の3つはインフルエンザ予防として基本事項のように思われていますが・・・・。
日テレ系列「世界一受けたい授業 日本のウソ15 あなたはダマされている」にて、そんな常識と思われている事が実は違うんだと紹介されていました。
効果がないのは「うがい」
- うがいは口の中を清潔にするので予防できる病気はあるものの、インフルエンザには効果がない。
- うがいには科学的根拠がない。
- 厚生労働省のインフルエンザ予防のポスターにも「うがい」はない。
のだそうです。そういえば他の番組でも見たことがあります。インフルエンザウイルスは口に入ったらアッというまに粘膜を通して侵入してきてしまうので、今さらうがいしても遅いって・・・。
番組では効果的な予防方法も紹介していました。
効果的な手洗いの方法
大事なのは手洗いという事で、おすすめの手洗い方法を紹介していました。教えてくれたのは、新ゆり内科院長 高橋央先生です。
- 短く2回洗うのがいい。通称「短短洗い」。
- ハンドソープをつけ手の平、甲、指の間、指、手首を合計10秒でもみ洗い。
- 15秒流水ですすぐ。
- これを2回繰り返す。
この方法は”30秒間もみ洗いし15秒すすぐ”に比べウイルスが100分の1まで減ったとの実験報告もあるとの事。
さらに飲み物でも予防が期待できると紹介されていました。
トマトジュースはインフルエンザ予防に期待できる
「トマトに含まれるリコピンは抗酸化力をβカロチンの2倍、ビタミンEの100倍もち、活性酸素を退治してくれる。その結果免疫力を高めインフルエンザ予防が期待できる」のだそうです。
まとめ
- インフルエンザ予防にうがいの効果は期待できない。
- マスクと手洗いが大事。
- トマトジュースはインフルエンザ予防に期待できる。
ちなみにリコピンの吸収率は生のトマトよりジュースになったものの方が3.8倍高いのだとか。毎朝トマトジュースを飲むのがよさそうですね!