これはもはや小技ではないですね。実働たったの週2時間。子育てしながら年商5000万円を売り上げる39歳の主婦を関西テレビ有吉弘行のダレトク!?で密着紹介していました。その主婦のビジネスは「コインランドリー経営」。年商5000万円も稼ぐその秘訣とは?
その主婦の名は櫻井宏美さん(39歳)。子育てしながら都内に5店舗経営するコインランドリー王。
コインランドリーといえば昔は貧乏な独身男性が通う暗い場所のイメージ。しかしその実、番組によると年間約500店も増加する急成長ビジネスなのだそう。
最新のコインランドリーはこんなだ!
- 目黒にある「フレディレック・ウォッシュサロントーキョー」では一見ごく普通のコインランドリーに見えるがその隣にはなんとオシャレなカフェが併設。洗濯が終わるまでカフェラテとスイーツでくつろぐことができる。
- 渋谷区の「クリーンプラザルーシー」でも一見普通のコインランドリーだが、店内にワンちゃんのシャンプールーム。待ち時間にペットにシャンプーができる。(30分1500円~)
- 新宿区の「Araeru」は専用の会員カードがないと店舗に入れない会員制。月額4000円で何度でも利用可能。洗剤も使いたい放題。不審者が入ってこれないので安心感から女性客に人気。
- さらに進化を遂げているのは目黒区の「WASH&FOLD」。こちらは洗濯代行サービスを行っている。専用のバッグに詰めて予約すれば自宅まで集荷に来てくれ、洗い上がれば手で畳んで配達までしてくれる。(代行料金1500円~)
櫻井先生の店舗を拝見
武蔵野市にある「晴れのち晴れ」吉祥寺店を拝見すると普通のコインランドリーとの違いが一目瞭然。
一般的なコインランドリーは洗濯物の量が4kg程までなのに対し、晴れのち晴れでは15kgまで洗えるものがメイン。最も大型だと一度に22kgの洗濯・乾燥に対応したものを用意してある。
大型洗濯機の導入が成功のカギ
実はこの洗濯機の大きさこそが成功のカギなのだという。「洗濯は面倒なもの。1週間分の家族の洗濯物を1回で済ませられ、急な布団の汚れにもスピーディーに対応できる」と櫻井先生。1人暮らしの洗濯物は週に4.2kg。3人家族で12.6kgになるとか。この店舗ではこの12kgをたった1回で洗える大型洗濯機を5台も設置。これで共働きで忙しい家庭も週末にたった1回の洗濯で済ませられる。
最も大きい22kgの洗濯機ならば羽毛布団2枚を1回で洗濯できる。クリーニング店なら約4000円かかるものを1800円で済ませられる。
外出先からでもスマホで確認
主婦は家事や子育てに毎日忙しい。有意義に時間を使えるように外出先からスマホで残り運転時間を確認できるようにした。女性目線の店づくりを実践した結果月約80万円、年間1000万円を売り上げるようになった。
コインランドリー経営で大事なのは立地
「近くにタワーマンションがあると失敗しない」
店舗の近くにタワーマンションがあると失敗しないという。タワーマンションは外に布団を干すのが禁止されているところもあるし、高層階は風が強く干しにくい。また周辺の住宅は日当たりが悪くなることからも集客が見込める。
店舗の開業費用は?
だいたい2000万円。特大の洗濯機が1台約300万円。2000万円の約9割が機械代。この経営を始めた7年前、主婦の身ながらも2000万円を銀行から借金。開業当初の1号店は6年くらいで返済が終わっているという。そして年商5000万円から必要経費を除いても2000万円以上は残るという。
実働は週2時間くらい
そして特筆すべきはその働き方。普段は家事・子育てに専念しながら、週に1回ほど機器が故障していないか点検に店舗を回る程度。時間にして2時間ほどなんだとか。櫻井先生は週2時間ほど働くだけで大きな収入を得ていた!
まとめ
- コインランドリー経営は右肩上がりに伸びているビジネス。
- 大型洗濯機を置くのが成功の秘訣。
- タワーマンションの近くだと失敗しない。
- 経営には時間にとらわれず普段は家事・育児に専念できている。
なかなかすごい話でしたね。主婦が2000万円も借金して都内に店舗をかまえる・・・。なかなか出来ないチャレンジですね。でも惹かれる話ですよね!